拮抗筋 ~出力リミッターと関節可動域~

皆様こんにちは。

今はメタボな元総合格闘家、Q州男子です。

今日もあなたと小円筋。

メイプアップの効果

さて今日の筋話は、「拮抗筋」について、です。

合わせて、「関節の動き」=「体の動き」にも触れます。

※本論はすべて個人の経験に基づく見解です。ご注意ください。

「拮抗」という言葉ですが、「張り合っている」というイメージでとらえてください。

張り合う筋肉。

なんのこっちゃ?となる方がほとんどだと思います。

具体例で言うと、上腕二頭筋(ちからこぶ)と上腕三頭筋(腕の反対側)等の「曲げる側とのバス側の組み合わせ」のことです。

※単体の筋肉として紹介されることが多いようですが、実際は「群(同方向の動きをつかさどる、複数の筋肉の組)」として作動します。

「腕を鍛える!」際、上腕二頭筋「にしか」意識が行かない方が多いようです。

この場合、確かに力こぶは出るようになりますが、「筋肉の太さほど出力が無い」状態になってしまいます。

「拮抗筋のバランスが悪い」ので、「脳がリミッターをかける度合いが大きい」状態になるのです。

力強く、速く、正確に体を動かすためには、拮抗筋を両方合わせて鍛えるようにすると効果大、と覚えてください。

腕を曲げる時は

曲げ:上腕二頭筋、上腕筋、腕橈骨筋

伸び:上腕三頭筋、肘筋

の「筋群」です。

※ボディビル、フィジーク等の競技についてはこの限りではありません

さて、拮抗筋の効果でもう一つ、忘れてはならないものに「関節の動き」があります。

ヒトの関節ですが、可動域については大きな個人差はありません。

では、なぜ「曲がる人と曲がらない人」がいるのか。

「脳が体の動かし方を理解しているか」、が大きな要因です。

この時、拮抗筋が「お互いの動きを制限する」ように働いています。

前屈を例にとります。

腹筋で前に曲げます。

背筋がその動きに逆らいます。

結果、本来の関節可動域より狭い動きしかできず、前屈量が少なくなります。

ここで、「背筋を疲労」させてみてください。

※方法は問いませんが、エキセントリック系が手っ取り早いです。

そして、再度前屈。

どうなりましたか?

普段認識しづらい拮抗筋ですが、トレーニングの際「動き」に意識を向けて行ってみてください。

育ち方、可動範囲が確実に変わってきます。

今回の拮抗筋話が、多少なりとも皆様の筋肉材料になっていれば幸いです。

それでは、これにて御免!