わたしと髪との付き合い歴

私は昔から髪のボリュームの多さに悩まされてきた。中学校の時のあだ名は「ヘルメット」毛量が多く、頭でっかちに見えるから。何とかしようとたどり着いたのはソフトモヒカン風。一時期ベッカムヘアーが流行ったことがあったが、これは、流行が過ぎたころの話である。流行遅れにもほどがあった。

ネーヴェクレマ

高校生になり、少し髪を伸ばしてみたくなる。髪を切るたびに、美容師さんにたくさん梳いてもらい、髪のセットはハードワックスボリュームを抑えながら程よく固めていく。普段はよいのだが、敵は突然やってくる。そう、雨の日である。私の髪はワックスで固めても、横の髪が湿気ですぐに広がっていく。梳いた髪と相まって見た目は完全に「ライオンのたてがみ」そのころから、雨の日はあきらめていた。

大学生になり、行きつけの美容師さんから、ツーブロックを勧められる。信頼していたので二つ返事でお願いする。カットが終わり、セットした後の確認を見て感動。とてもすっきりとしておしゃれな印象。次もツーブロックにすることとした。しかしながら敵は変わらず。そう、雨の日である。高校時代から湿気が多い日は髪の毛が広がり、ツーブロックにした私の頭のシルエットは「きのこ」面長とツーブロック、広がった髪がまさにそれだった。

そのことを美容師さんに相談したところ、パーマでくせをつけて広がらないようにすることを提案される。もちろんその提案でお願いする。しばらくし、美容師さんが困ったように一言。「○○さんの髪質、一番強いパーマをかけてもくせがあまりつかないですねぇ」提案した手前、申し訳なかったのか、パーマの料金を半額にしてもらった。いや、こっちが申し訳ない気持ちでいっぱいだわ。

現在社会人となり、工場勤務。仕事の相棒は「ヘルメット」これをかぶってるおかげで髪型を気にしなくなったが、結局行きついた先は中学時代と同じだった。