筋トレとランニング、どっちが好き?

「走るには体幹を鍛えるといいよ」教えてくれたのは、学生時代からの異性の友人だった。彼は日常林業に従事している。木材を伐ったり運んだり、山の中を長時間歩いたりする。仕事柄、身体を使うことには敏感で、何かしらの筋トレをしては身体を鍛えているらしい。鍛神HMB

そういえば、家に遊びに行ったとき、恐らく筋トレに使うのであろうよくわからない器具があちこちにあったような……。彼は筋トレが好きだという。一方で私は筋トレ嫌いなランニング女子である。ランニングといってもジョギングに近いゆっくりペースで10キロくらいを走るのが好きという、ランニングのうちでも一番楽なゆるい走りをしている。インターバルやペース走といった

苦しい練習、8割の力とか全力で走るなんてのはほとんどしたことがないし、したとしても続かない。ランナーの中にはいくつになっても記録更新の練習をする人もいるのだから、これは年齢の問題というより、性格の問題である。苦しいことが嫌いなのだろう。

だからジムなんかで「うーぅっ」と叫びながら、歯をくいしばり必死の形相でダンベルを持ち上げている人なんかを見ると、尊敬の念を抱いて見てしまう。きっと、自分を鍛えたり、壁を越えたりすることができる人なんだろうなぁ。

そんな私でもたまにするスクワットで、もうこれ以上は無理という限界の最後の一回を、「あぁーっ」と叫びながら終えた時には、なんだか自分の壁を越えた充実した気持ちをちょっとは味わえたような気もするのである。